「報酬は顧客満足度に比例する」と信じて仕事をしてきました。
もっと貪欲に満足度を高める為には「組織」が必要だと考え、私財を投入して作りました。
組織の運営には発想力、行動力、忍耐力、統率力、財力が必要です。
発想力・・・皆と同じ考えで行動すれば、ありきたりの組織となり、淘汰の危機に晒されます。時には斬新なアイデアも積極的に取り入れる必要があるでしょう。
行動力・・・自ら動く、ということが原価を抑えてくれます。潤沢な資産がある場合を除いて、365日、毎日16時間を業務や自己研鑽に惜しみなく費やせるバイタリティがあれば、安定した運営が行えます。ただし、スタンドプレーのみで完結してしまうと組織のモチベーションが保てません。「自分の行動理念を丁寧に説明」して、「自分の背中を見せた後実際に行動させ」て、さらに「結果を褒めて」あげなけらば組織は育ちません。
忍耐力・・・組織の中には343(サシミ)の法則があり、3割程度は「組織に対しての貢献度が低い人材」が発生する、ということを理解して、直情的にならないよう心掛ける必要があります。
統率力・・・上記3つを満たせばほぼ問題なく統率可能でしょう。パワハラ等の恐怖による支配は続きません。金銭で釣れば財源が早々に枯渇します。陳腐なビジネスプランでは優秀な人材から順に独立してしまい、自ら商売敵を作る結果となります。「もっとずっと先の未来」のビジョンを見せて、語って、という事が大切です。
財力・・・強い組織とは積み木を重ねるように出来ています。社会情勢や法改正などが原因で、積み木を積み上げている途中でも容赦なく金銭的問題が発生します。一旦崩して小さくする事も経営判断ですが、そんな時のための財源確保は必要なのです。散財が趣味の経営者は上手くいきません。